日常

誕生日って照れくさいじゃないか

今年もまた一つ歳を重ねた。 生まれたことを祝う日。 まだ私はそれを祝えるほど人間が出来上がっていない。

ふと後ろを見るとあの時の自分が居る。 見るもの全てを恨んでいた自分。 天につばを吐いて生きていた自分。 あぁ、やはり……。 ちゃんと歳を重ねてる。

エスカレータを下っていく彼方の自分。 大丈夫、大丈夫。 エスカレータを上っていく今の自分。 生きている、生かされている。 大丈夫、大丈夫。 ほら、光が見える。

金星の見える森に心を寄せて。 さぁ新たな年輪に新しい今を刻もう。